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Takumi Tokunaga
Blog

インド海外インターンシップ Week 4(成果発表と振り返り)

Published · Aug 31, 2025

Topics

インターン
海外インターン
インド
発表
振り返り

最終週となる Week 4 は、これまで取り組んできた開発の成果をまとめ、英語で発表する 1 週間でした。同時に、限られた時間の中でシステムのブラッシュアップを行い、インターン全体を振り返る期間にもなりました。


月〜火:成果発表準備と資料作成

4 週目の前半は、成果発表会に向けた準備が中心でした。まずはチーム全員でこれまでの開発の流れを整理し、

  • まばたき・あくび検出モデルの精度向上への取り組み
  • 顔の傾き検出機能の追加
  • Pnet のパラメータ調整やマルチスレッド化による処理の軽量化

といったトピックごとに、どのような課題があり、どんなアプローチで改善を試みたのかを洗い出しました。そのうえで、スライドの構成を「問題設定 → アプローチ → 結果 → 課題と今後」といった順番に整理し、各自が担当するパートを決めていきました。

資料作成はすべて英語で行う必要がありました。自分の担当部分を説明しようとすると、そもそもの理解があいまいな箇所が浮き彫りになり、技術的な勉強不足を痛感する場面も多くありました。それでも、チームメンバー同士でスライドを見せ合い、英語表現を直し合いながら、何とか発表に耐えうるレベルまでまとめ上げることができました。


火〜水:中間成果発表会とフィードバック

Week 4 の中盤には、立命館大学の教授と Sasken のテクニカルリードの方々を前にした成果発表会が行われました。私たちのチームは、Driver Drowsiness Detection システムの全体像と、まばたき・あくび検出モデルの改善プロセス、顔の傾き検出や処理の軽量化の取り組みについて発表しました。

英語で技術的な内容を説明することは想像以上に難しく、質疑応答では専門的な質問に即座に答えられない場面も多くありました。しかし、発表を通じて、「自分がどこまで理解できていて、どこからが曖昧なのか」がはっきりしたことは大きな収穫でした。

発表後には、教授やエンジニアの方々から多くのフィードバックをいただきました。

  • 実運用を想定するなら、どの程度の FPS を目標にすべきか
  • どのようなドライバーの状態を「危険」とみなすのか、その基準をどう設計するか
  • モデルの精度だけでなく、説明可能性や保守性も含めてどう設計するか

といった観点からのコメントは、大学の授業だけではなかなか得られない、実務ならではの視点でした。


木〜金:最終日の改善作業と別れ

成果発表会を終えた後も、インターン最終日までは開発作業が続きました。発表で指摘された点を踏まえ、

  • 顔の傾き検出のパラメータ調整による検知精度の改善
  • 不要な処理の削減によるわずかな FPS 向上
  • コードの簡単なリファクタリングとコメント整備

など、限られた時間の中でできる改善に集中しました。システムを完全な製品レベルまで仕上げることはできませんでしたが、「どこまでが今の自分たちにできることなのか」を最後まで考え抜いた時間になりました。

最終日には、指導担当のエンジニアの方々からメッセージをいただき、簡単な修了セレモニーも行われました。短い期間ではありましたが、ペアプログラミングや議論を通じて多くの時間を共有してきたからこそ、別れの瞬間は寂しさもありつつ、「また必ずこのレベルまで戻ってきたい」という新たな目標が生まれました。


週末:インドで過ごす最後の時間

最終週の週末は、インドで過ごす最後の自由時間でした。ベンガルール市内の寺院やマーケットを巡り、現地の屋台フードを味わいながら、これまでの 4 週間を仲間たちと振り返りました。途中で開催されていたガネーシャ祭の飾りつけや音楽に触れ、インドの宗教行事が日常生活の中に深く根付いていることも肌で感じることができました。

帰国前夜には、チームメンバーと最後の夕食会を開きました。最初は戸惑いが多かったインド料理も、この頃には自分の好みのメニューがはっきりしてきており、「日本に帰ったらこの味が恋しくなるかもしれない」と感じるほどになっていました。


今週のまとめと 4 週間の振り返り

Week 4 は、技術的な成果以上に、「自分の現在地を知る」1 週間でした。英語での成果発表や質疑応答を通じて、機械学習の理論や実装力、そしてコミュニケーション能力のいずれも、まだまだ伸ばす余地が大きいことを痛感しました。

同時に、世界有数の IT 大国インドで、現地のエンジニアと肩を並べて課題に向き合った 4 週間は、間違いなく自分の価値観やキャリア観を大きく揺さぶる経験になりました。技術面では悔しさが残る一方で、「グローバルな環境で働きたい」という気持ちは以前よりも強く、具体的になったと感じています。

この経験を糧に、日本に戻ってからは機械学習の理論や実装、英語力の強化に一層力を入れ、いつかまた、今回お世話になったような現場で、より大きな貢献ができるエンジニアになりたいと思います。


今週のスナップショット(写真)

Sasken 様からいただいたお土産を受け取ったときの一枚 Sasken 様からいただいたお土産を受け取ったときの一枚

会社のバルコニーから眺めたベンガルールの景色 会社のバルコニーから眺めたベンガルールの景色

社員食堂で食べたカレーのランチ 社員食堂で食べたカレーのランチ

近所の高級レストランで食べた 700 ルピーの夕食 近所の高級レストランで食べた 700 ルピーの夕食

近々オープン予定の UNIQLO 店舗を見つけたときの写真 近々オープン予定の UNIQLO 店舗を見つけたときの写真

夜のベンガルールの街並み 夜のベンガルールの街並み

街歩きで出会った放し飼いの牛 街歩きで出会った放し飼いの牛

治安の悪さで有名な KR マーケットの様子 治安の悪さで有名な KR マーケットの様子

KR マーケット近くで Uber を待っているときの一枚 KR マーケット近くで Uber を待っているときの一枚

成田から伊丹へ戻るフライトの機窓 成田から伊丹へ戻るフライトの機窓

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